まずはPython 2.5をインストールします。
次のページにある「Python 2.5.x」をダウンロードします(筆者は執筆時点では最新の「Python 2.5.2 Windows installer」というリンクから「python-2.5.2.msi」をダウンロードしました)。
・Download Standard Python Software
ダウンロードしたpython-2.5.2.msiを実行すると、インストール ウィザードが表示されますので、任意のオプションを選択してインストールを完了させてください(筆者の場合は、[Install for all users]、「C:\Program Files\Python25\」を選択しました)。
次に Python Imaging Library (PIL) をインストールします。次のサイトから適切なものを選んでインストールしてください。本稿の場合、最新版1.1.6のPython 2.5 用「Python Imaging Library 1.1.6 for Python 2.5 (Windows only)」を選びました。
それではいよいよGoogle App Engine SDKをインストールします。
次のページを訪れ、「GoogleAppEngine_1.0.1.msi」をダウンロードします。
・Download the Google App Engine SDK
GoogleAppEngine_1.0.1.msiを実行してインストール ウィザードを起動し、ウィザードの質問に1つずつ答えながらインストールを完了させます(筆者は「C:\Program Files\Google\google_appengine\」を選択)。
以上で環境の準備は完了です。
なお、本入門記事では使いませんが、オープン ソースのPython開発環境である「PyScripter」や「Eclipse+PyDev」を使うとPythonのコードを簡単に記述できます。いろいろ試した結果、「Eclipse+PyDev」がいまのところ一番いいと思います。
【目次】「Google App Engineアプリケーション開発入門」―――
■Google App Engine環境の準備
■初めてのGoogle App Engine アプリケーションの実行
■Google App Engine アプリケーションの実行の仕組み
■初めてのGoogle App Engineアプリケーション「Hello World!」の開発