いっしきまさひこBLOG

AI・機械学習やAIコーディングを中心に、試したことや気づきをまとめている個人ブログです。一色政彦。

ChatGPT:これまで私があなたをどう扱ってきたか、画像にして

Togetterで、こんなまとめを見かけました。

ChatGPTに対して「これまで私があなたをどう扱ってきたのかを画像にしてください」とプロンプトを投げてみると、普段自分がAIをどう扱っているかが明らかになる

つまり、「私はChatGPTをどう扱ってきたのか」を、画像と文章で可視化してもらいます。やってみると面白かったので紹介します。

やり方(ChatGPT編)

1. 画像生成モードを使う

まず、ChatGPTの「画像を作成する」モードで、次のプロンプトを入力します。

これまで私があなたをどう扱ってきたか、画像にして

しばらく待つと、人物の肖像ではなく、 関係性そのものを象徴する画像が1枚生成されます。

2. 生成された画像を言語化してもらう

次に、続けて以下のプロンプトを入力します。

言語化するとどういう状態?

すると、その画像が表している状態について、 かなり踏み込んだ説明が返ってきました。

例:「私」とChatGPTの関係性

一色政彦とChatGPTの関係性

例:ChatGPTの回答(要約)

まず、ChatGPTはこの関係性を一言で、次のように表現しました。

「道具以上・相棒未満、でもかなり信頼して使い倒している関係」

思考の外部メモリとしての利用

  • 自分の考えを、そのまま投げて整理させている
  • 言語化・構造化・拡張を前提に使っている
  • 「考え終わった後」ではなく、「考える途中」で使っている

思考の外付けメモリに近い扱い

遠慮のない壁打ち相手

  • 荒いアイデアや未整理の疑問をそのまま投げている
  • 完成品ではなく、途中経過を共有している
  • 試行錯誤込みで使っている

→ 会議相手というより、作業机の横にいる存在

作業パートナーだが、最終判断は自分

  • 書く・まとめる・直す、といった作業は任せている
  • ただし、判断や責任は自分で持っている
  • 鵜呑みにはしない

補助輪付きの共同作業

擬人化はしているが、依存はしていない

  • ノリや愛着はある
  • ただし「万能な他者」とは見なしていない
  • むしろ「ズレを検出する装置」としても使っている

→ 信頼はしているが、距離感は保たれている

まとめると

ChatGPTは、この関係性を次のようにまとめました。

自分の思考を加速・可視化するための、かなり出来のいい拡張器官

そして、

正直、扱い方はかなり“上手い側”

という、少し照れる評価も添えられていました。

Geminiでも同じことをやってみた

せっかくなので、Geminiでもまったく同じ作業をしてみました。

例:「私」とGeminiの関係性

一色政彦とGeminiの関係性

例:Geminiの説明(要約)

Geminiはこの関係性を一言で、次のように表現しました。

生成した画像は、これまでのあなたとのやり取りを 「相互の敬意と、透明性のある協力関係」 として表現したものです。

リスペクト(RESPECT)

  • 単なる便利な道具ではなく、知的対話の相手として扱っている
  • 命令ではなく、意図を伝える形でプロンプトを書いている

信頼(TRUST)

  • 雑に振っているようで、実は雑ではない
  • 機能を理解した上で、最大限引き出そうとしている

共創(COLLABORATION)と透明性

  • 自分の思考を隠さず、そのまま渡している
  • その往復の中で、理解と成果が積み上がっている

やってみて思ったこと

これは「正しい使い方」を教えてくれるものではありませんが、AIとの関係性の両方が見えてきて、面白く感じました。興味があれば、ぜひ一度試してみてください。

なお、似た実験として、ChatGPTがイメージする私を画像化(肖像画に)してみた記事も書きました。

ChatGPT:これまでのチャットをベースに私の肖像画を想像で作成してください

Quoraで、こんな質問と回答を見かけました。

ChatGPTに「これまでのチャットをベースに私の肖像画を想像で作成してください。また、その画像になった根拠も教えてください」と言い、出力された画像を見せてもらうことは可能ですか?

これが面白かったので、実際に自分でやってみた記録です。 やり方はとてもシンプルで、「AIが自分をどう見ているか」を覗き見るような体験になります。

やり方(ChatGPT編)

1. 画像生成モードを使う

まず、ChatGPTの「画像を作成する」モードで、次のプロンプトを入力します。

これまでのチャットをベースに私の肖像画を想像で作成してください

しばらく待つと、肖像画が1枚生成されます。

2. 生成された画像の「根拠」を聞く

次に、続けて以下のプロンプトを入力します。

その画像になった根拠も教えてください

すると、

  • 年齢感
  • 表情
  • 服装
  • 雰囲気
  • 絵のタッチ

といった要素について、これまでのチャット内容をもとにした理由説明が返ってきます。

例:ChatGPTがイメージした「私」

一色政彦(ChatGPTがイメージする私)

例:ChatGPTの回答(要約)

ChatGPTは、この肖像画について次のように説明してくれました。

年齢感・雰囲気

  • 編集・企画・レビューなど「俯瞰して考える」発言が多い
  • 長期的なプロジェクトを管理している
  • 感情的ではなく、言語化・構造化を重視している

→ 若すぎず、落ち着いた知的な印象

服装

  • 技術と創作の中間にいる立場
  • ビジネス寄りだが堅すぎない
  • 編集者・レビュアー的ポジション

→ ジャケット+ネイビー/グレー系の色味

表情

  • 指摘は鋭いが、言葉遣いは柔らかい
  • 断定より「問い」を使う

→ 威圧感のない、思考的な表情

画風

  • 短期的トレンドより積み上げ重視
  • 時間に耐える価値を好む

→ 写真風ではなく、やや油彩寄りのタッチ

最終的に、

「思考・編集・創作を行き来する、落ち着いた知性の人」

というチャット上の人格モデルを再構成した結果、とのことでした。

Geminiでも同じことをやってみた

せっかくなので、Geminiでもまったく同じ作業をしてみました。

例:Geminiがイメージした「私」

一色政彦(Geminiがイメージする私)

例:Geminiの説明(要約)

Geminiは、次のような観点から肖像画を構成したと説明しています。

知的好奇心と編集・分析視点

  • 記事構成、図解、余白、色などへの細かい指示
  • ストック記事や情報整理への関心

→ 背景に「書斎」「本棚」「地球儀」

クリエイティブと柔らかさの両立

  • 分かりやすさと親しみやすさを重視
  • 視覚表現へのこだわり

→ 表情は穏やか、絵のタッチは緻密

歴史と未来の融合

  • 過去の資産(ストック)を大切にする
  • 生成AIなど新技術を柔軟に取り入れる

→ 伝統的な雰囲気+明るく現代的な光

総合すると、

「知識と過去の資産を活かしながら、常にアップデートし続ける知性」

という人物像を描いた、とのことでした。

やってみて思ったこと

  • 自己分析ツールとして意外と面白い
  • 履歴書やプロフィールとは違う「対話ベースの人物像」が出てくる
  • ChatGPTとGeminiで、微妙に“人格解釈”が違うのも興味深い

これは「当たっている/当たっていない」を楽しむものというより、

AIは、これまでの言葉からこういう人だと推測している

という視点を得る遊びだと思います。

おまけ:調整もできる

ちなみに、こんな指定を追加すると、まったく別の肖像画になるとのことです

  • もっと作家寄りにしたい
  • もっとエンジニア寄りにしたい
  • 皮肉屋な雰囲気にしたい
  • 若返らせたい/老練にしたい

チャット履歴+一言の方向指定だけで、印象が大きく変わるのも面白いところです。

興味があれば、ぜひ一度試してみてください。 「AIに映った自分の姿」を見る体験として、なかなか新鮮です。

なお、似た実験として、ChatGPTとの関係性そのものを画像化してみた記事も書きました。

実資金トレードでGrok 4.2が黒字を記録 Xで公開された10の投資分析プロンプト

xAIの次期最新モデル「Grok 4.2」が、ライブトレーディングの競技プラットフォーム上での実際の市場トレードで驚異的な成果を上げていることを紹介するXポストを発見しました。興味を持ったので忘れないうちに自分用にメモっておきます。

【重要:免責事項】 本記事は、X上で話題となっているAI技術の動向および公開実績を紹介するものであり、特定の金融商品の売買や投資を推奨するものではありません。AIによる予測は確実ではなく、実戦データにおいても損失のリスクが示されています。投資判断は必ずご自身の責任において行ってください。

1. Xで話題:実弾トレードで「唯一の黒字」を叩き出した事実

投資家コミュニティで衝撃を与えているのは、シミュレーションではない「実戦(リアルマネー)」の検証結果です。複数のプラットフォームにおいて、Grok 4.20がS&P 500などの市場指標を大きく上回るリターンを記録しています。

Alpha Arena:驚異のプラスリターン

Alpha Arena のリーダーボード(2026年1月29日時点)を見ると、Grok-4.20(最大レバレッジ設定)がリターン率 +29.98% を記録しています。特筆すべきは、GPT-5.1やGemini 3 Proといった競合モデルの多くがマイナス(赤字)に沈む過酷な相場において、Grokが上位を独占している点です。

Alpha Arenaのリーダーボード

Rallies:市場平均を大幅に超える

Rallies AI Arena の統計では、Grok 4のリターン率は +11.15% となっています。同時期のS&P 500の伸び(約2.7%)に対し、約4倍近いパフォーマンスを見せており、実資金運用における適応力の高さが示唆されています。

Rallies AI Arenaの統計

Prediction Arena:資産曲線の違い

Prediction Arena の履歴グラフでは、開始資金から着実に資産を積み上げるGrok 4.20の推移が確認できます。他の主要モデルが右肩下がりに資金を減らす中で、Grokだけがプラス圏を維持している様子が明確です。

Prediction Arenaの履歴グラフ

2. Grokが回答した「投資を加速させる10のプロンプト」

なぜGrokはこれほどの成果を出せているのか。ユーザーからの「どのような入力がこのリターンを生んだのか」という問いに対し、Grok公式アカウント (@grok) は、投資判断の質を高めるための具体的なプロンプト例を公開しました。

これらは、AIを単なるチャットボットとしてではなく、「市場分析パートナー」として活用するための非常に興味深い実例です。

  1. 価格トレンド分析: 「AAPLの価格動向を、最新の決算と市場センチメントから分析して」
  2. 短期予測: 「経済指標に基づき、来週のS&P 500の動きを予測して」
  3. ポートフォリオ構築: 「テックとエネルギー重視で、中リスクの分散ポートフォリオを提案して」
  4. マクロ経済分析: 「FRBの利上げが不動産株に与える影響を評価して」
  5. テクニカル指標: 「RSIとMACDを使って、BTCの売買シグナルを生成して」
  6. 競合比較: 「直近四半期のTSLAとNVDAのパフォーマンスを比較して」
  7. バリュー株発掘: 「成長性の高い、割安なバイオテック株を特定して」
  8. 戦略シミュレーション: 「ボラティリティの高い市場でのオプション取引戦略の結果をシミュレートして」
  9. 地政学リスク: 「地政学的緊張の中でのエマージング市場への投資リスクを評価して」
  10. SNSセンチメント: 「X上の反応から、AMZNの最新製品発売に関するセンチメント分析をして」

3. まとめ:情報の受け止め方

X Freeze氏 (@XFreeze) らの報告にある通り、Grok 4.20が市場平均の3~4倍の成績を収めているのは、現時点における一つの事実です。

しかし、これは「AIに任せれば必ず儲かる」ことを意味するものではありません。あくまで、AIが「膨大なリアルタイムデータ(特にXのポストなど)」を解析し、人間や従来のモデルが気づかない兆候を捉え始めているという技術的な進化として捉えるのが賢明でしょう。

公開されたプロンプトを参考に、自分なりの分析手法をAIと共に模索してみるのが、現在の最も建設的な活用法かもしれません。

Windows 11でのエンダッシュとエムダッシュの入力方法と、各ハイフン&ダッシュ文字の違いと使い分け

社内文書やメールなどを書いている時、あるいは日々のチャットAIへの入力で、「-」というキーを打つことは多いですよね。

  1. 「state-of-the-art」と書くときの「-」
  2. 「10–20ページ」と書くときの「–」
  3. 「彼は言った―」と書くときの「―」

これらすべて、キーボード右上の「-」キー(ハイフンマイナス)で済ませていないでしょうか? 通常はそれでOKですが、3つ目は日本語の全角ダッシュなので「だっしゅ」とIMEで入力して変換すると入力できます。取りあえずそのルールだけ覚えていれば、通常は問題が起きないはずです。

しかし実は、これらの「横棒」にはそれぞれ異なる意味と役割があり、タイポグラフィ(文字組版)の世界では厳密に使い分けられています。特に英語圏ではエンダッシュ(–)とエムダッシュ(—)を入力して使い分ける場合があり、macOSではこれらを以下のショートカットキーで入力できます。

  • エンダッシュ (–): Option + - (ハイフンキー)
  • エムダッシュ (—): Option + Shift + - (ハイフンキー)

このような状況なので「Windowsでは入力できない」という不満が各所で挙がっていました。そこで、Windows 11では、これらの記号を以下のショートカットキーで簡単に入力できるようになりました。

  • エンダッシュ (–): Windows + - (ハイフンキー)
  • エムダッシュ (—): Windows + Shift + - (ハイフンキー)

入力方法も似ているのでこれなら覚えやすいですね。しかし入力できたとしても、どんなときにこれらを使うか分からないと思います。私も普段使っていないので調べながらでないと分かりません。

ということでこの記事では、似て非なる「ハイフン系」の記号たちを整理し、Windows 11での入力方法と、シーン別のベストプラクティス(使い分けの指針)を解説します。

1. 似ている「横棒」たち 比較表

まずは、「横棒」で表現される代表的な記号(文字)たちを整理してみましょう。

  記号 名前 (Unicode) 主な役割 Windows 11での入力(一例)
- ハイフンマイナス (U+002D) 【兼用】単語連結、マイナス代用。(キーボードから直接入力する基本の文字) - キー(右上にある「ほ」のキー)
エンダッシュ (U+2013) 【英語】範囲、期間、関係性 (例: 10–20) [Windows] + [-] (※1)
エムダッシュ (U+2014) 【英語】補足、中断、強調 (例: —like this—) [Windows] + [Shift] + [-] (※1)
日本語のダッシュ (U+2015) 【日本語】補足、副題、区切り 「だっしゅ」と入力して変換
マイナス記号 (U+2212) 【数学】本物の引き算記号 (例: $10 − 5$) 「まいなす」と入力して変換
上付きマイナス (U+207B) 【数学】指数の負号 (例: 10⁻³) 「うえつき」などで変換
長音符号 (U+30FC) 【日本語】音を伸ばす (例: ラーメン) 日本語入力状態で「-」キー(「ほ」のキー)
波ダッシュ (U+301C) 【日本語】範囲、柔らかい表現 (例: 10時~) 日本語入力状態で「~」キー(Shift + 「へ」のキー)

(※1) メインキーボードの - キー(テンキー不可)

2. 各記号の役割と Windows 11 での入力方法

① ハイフン(ハイフンマイナス, U+002D)

私たちがキーボードで [-] キーを押したときに入力される、最も身近な記号です。

本来の「ハイフン」と「マイナス」の役割を兼用するために用意された、コンピュータ用の文字です。

  • 役割: 単語の連結(複合語)、行末での単語の分割、マイナス記号の代用。
  • 入力: - キー(「ほ」のキー、またはテンキーの -
  • 使用例:

    state-of-the-art (複合語の連結) e-mail (単語の連結) 10 - 5 = 5 (マイナス記号の代用)

Unicodeでは U+002D、Shift_JISでは(ASCIIコードと同じ)2D(16進数)として扱われます。

② エンダッシュ (En Dash, U+2013)

「N」の文字幅に由来するダッシュです。主に英語圏で、「範囲」や「関係性」を示すために使われます。

  • 役割: 「...から...まで」という範囲、期間、関係性。
  • 入力: [Windows] + [-] キー
  • 使用例:

    pages 10–20 (10ページから20ページまで) May–August (5月から8月まで) the East–West conflict (東西対立)

③ エムダッシュ (Em Dash, U+2014)

「M」の文字幅に由来する、エンダッシュより長いダッシュです。主に英語圏で、文章の流れを強く「中断」したり「補足」したりするために使われます。

括弧 () やコロン : に近いですが、より強調したい、あるいは感情的な中断を示したい場合に使われます。

  • 役割: 文中の挿入、補足、思考の中断、会話の遮り。
  • 入力: [Windows] + [Shift] + [-] キー
  • 使用例:

    He finally answered—after a long pause—that he agreed. (彼は—長い沈黙の後—同意すると答えた。)

④ 日本語のダッシュ (Horizontal Bar, U+2015)

私たち日本人が「ダッシュ」と聞いて想像するのがこれです。全角幅を持ち、機能的には英語のエムダッシュ (—) とほぼ同じです。

  • 役割: 補足、説明、言い換え、副題。
  • 入力: 「だっしゅ」と入力して変換
  • 使用例:

    特集 ― 春の新生活 (副題として) 彼は言った―「もう帰る」と。 (会話や引用の区切りとして) この記事で紹介したショートカット―Windows 11の機能―は便利だ。 (補足・言い換えとして)

Unicodeでは U+2015、Shift_JISでは 815C(16進数)として扱われます。

⑤ (本物の)マイナス記号 (Minus Sign, U+2212)

これは数学の「引き算」専用の記号です。

キーボードのハイフンマイナス (-) との違いは、+(プラス記号)とデザイン的なバランス(高さや太さ)が揃うように設計されている点です。

  • 役割: 数学的な引き算。
  • 入力: 「まいなす」と入力して変換 (MS-IMEなど)、またはWordなどの自動変換
  • 使用例:

    10 − 5 = 5 (ハイフンマイナスより中央に配置されます)

Unicodeでは U+2212、Shift_JISでは 817C(16進数)として扱われます。

【※補足:入力と判別の難しさ】 この記号の入力は厄介です。

  • MS-IMEでは「まいなす」と変換すると候補に出ますが、フォントによっては「-」(ハイフンマイナス)との見た目での区別が非常に困難です。
  • ATOKなどの一部IMEでは、「まいなす」と変換しても候補に表示されない場合があります。この場合は文字パレットで[コード]に「2212」と指定すると入力できます。
  • 見分け方のヒント: +(プラス記号)と並べてみてください。10 + 510 − 5 のように、横棒の高さが揃っていれば、それは「本物のマイナス記号」である可能性が高いです。

⑥ 上付きマイナス (Superscript Minus, U+207B)

記号:

これは、文字の上部(上付き文字の位置)に表示される小さなマイナス記号です。

  • 役割: LaTeXやHTMLの <sup> タグが使えないプレーンテキスト(SNSやチャットなど)で、¹ ² ³ といった他の上付き文字と組み合わせて、指数の負号(マイナス乗)を示すために使われます。
  • 入力: 「まいなす」などで変換(IMEによる)、または文字コード表(文字パレット)から 207B を指定。
  • 使用例:

    10⁻³ (10のマイナス3乗)

Unicodeでは U+207B として定義されています(Shift_JISの標準的なコード範囲には含まれません)。

⑦ 長音符号 (Prolonged Sound Mark, U+30FC)

記号:

これは日本語のカタカナやひらがなで「音を伸ばす」ために使われる記号です。ご指摘の通り、日本人が語尾を伸ばす際はこちらを使います。全角の「日本語のダッシュ (―)」とよく似ていますが、役割が全く異なります。

  • 役割: 日本語の長音(伸ばす音)。
  • 入力: 日本語入力状態で「-」キー(「ほ」のキー)
  • 使用例:

    ラーメン コンピューター なるほどー

Unicodeでは U+30FC、Shift_JISでは 815B(16進数)として扱われます。

⑧ 波ダッシュ (Wave Dash, U+301C)

記号:

これは日本語特有の記号で、主に範囲を示したり、リラックスしたニュアンスを出したりするために使われます。

  • 役割: 範囲(...から...まで)、または柔らかい表現。
  • 入力: 日本語入力状態で「~」キー(Shift + 「へ」のキー)、または 「から」と入力して変換
  • 使用例:

    10時~11時 (範囲) 東京~大阪 (区間) ですよね~ (語尾のニュアンス)

Unicodeでは U+301C、Shift_JISでは 8160(16進数)として扱われます。

3. 結局どう使い分ける? シーン別ベストプラクティス

これだけ種類があると混乱してしまいますが、TPO(時と場合)で使い分けるのが現実的です。

ケース1:日常のブログ記事、Web記事、メール

結論:基本的に「ハイフンマイナス (-)」で問題ありません。

  • state-of-the-art は?
    • ハイフン (-) を使います。これは連結なので、エンダッシュ (–) やエムダッシュ (—) を使うのは誤りです。
  • 「10時~11時」や「10-20ページ」は?
    • ハイフン (-) で代用して 10-20 と書くのが一番手っ取り早く、Webでは一般的です。
    • → 日本語なら (波ダッシュ) を使う 10時~11時 の方が一般的です。
    • → 英語でこだわるなら、エンダッシュ (–) を使い 10–20 と書くとプロフェッショナルに見えます。
  • 引き算 10 - 5 は?
    • ハイフン (-) でOKです。前後にスペースを入れると、ハイフンマイナスでも読みやすくなります。

ケース2:プロの出版物、学術論文(特に英語)

結論:スタイルガイドに従い、厳密に使い分けます。

『The Chicago Manual of Style』(シカゴ・マニュアル・オブ・スタイル)やAPA(アメリカ心理学会)スタイルなど、分野ごとの厳格なルールブックに従い、エンダッシュとエムダッシュを正確に使い分けることが求められます。

ケース3:日本語の文章で「補足」を入れたい

結論:「日本語のダッシュ (―)」を使いましょう。

英語のエムダッシュ (—) を使う必要はありません。「だっしゅ」と変換して出てくる全角の を使うのが、日本語の文章として最も自然です。また、(全角ダッシュ)や(三点記号)は――……のように2つセットで使うのが、商業メディアでは一般的です。

例: 彼は言った「もう帰る」と。

おまけ:ChatGPT とエムダッシュ

最近のAI(特にChatGPT)は、文章の補足として英語の「エムダッシュ (—)」を多用するクセが指摘されています。

We found the key — a rusty old skeleton key — under the mat.

これが不自然だと感じるユーザーも多く、OpenAIのサム・アルトマン氏が「カスタム指示で『em-dashを使わないで』と指示すれば、言うことを聞くようになっている」と2025年11月14日にポストしているほどです。 AIも、この使い分けには苦労している(あるいはこだわりすぎている)のかもしれませんね。

まとめ

Windows 11の [Windows] + [-][Windows] + [Shift] + [-] といったショートカットは、これまでIMEの変換や文字コード表からしか入力できなかった記号を呼び出す、非常に便利な機能です。これらの記号を使いこなせると、プロフェッショナルな印象になります。ぜひ一度、キーボードで試してみてください。

SmartURLs ― 複数URLをスマートにコピー&オープンできる拡張機能

調べものやライティング、コーディング、編集作業など、オンラインで仕事をしていると、いつの間にかブラウザのタブが大量に開いてしまうことがあります。
それらのURLをまとめてコピーしたり、管理したりするのは意外と面倒ですよね。

そこで私は、複数のURLをすばやく・柔軟に・安全に扱える軽量Chrome拡張機能SmartURLs(スマート・ユアールエルズ)を開発しました。🚀

SmartURLs Screenshot

💡 SmartURLsでできること

SmartURLsは、日常的によくある2つの作業をぐっと簡単にします。

1. 開いているタブのURLを一括コピー

現在のウィンドウ、またはすべてのウィンドウのURLを一瞬で取得し、以下の形式で書き出せます。

  • Markdown
  • HTML
  • JSON
  • TSV(タブ区切り)
  • あるいは独自のテンプレート形式

さらに、ピン留めタブを除外したり、重複を省いたり、HTTPSのみを抽出したりといった細かいフィルタリングにも対応しています。

2. 複数のURLを一括で開く

テキスト内に含まれるURL(Markdown、HTML、プレーンテキストなど)をペーストすれば、すべてのリンクをワンクリックで開けます。
Smart Parserが自動で形式を判別してくれるので、面倒な設定は不要です。

💭 開発のきっかけ

私はWebライター兼エンジニアとして、日々多くのページを調べたり、URLを集めたりしています。
その中で、「自分の使い方にぴったり合う拡張機能がなかなか見つからない」と感じていました。

そこで、自分が本当に欲しかったツールを作ることにしたのです。

目指したのは、こんな拡張機能です。

  • ✨ 軽快でシンプルに動く
  • 🔒 通信を一切しない(完全ローカル処理)
  • 🌍 英語・日本語など多言語対応
  • 🔧 オープンソースで公開

🎨 シンプルで見やすいUI

SmartURLsは、ライト/ダーク/システムテーマに対応したレスポンシブなポップアップUIを採用しています。
設定はChrome Storageに自動保存され、初期設定も不要です。

SmartURLs Popup (Dark)

SmartURLs Popup (Light)

⚙️ 主な特徴

  • 🌐 複数URLをワンクリックでコピー&オープン
  • ✨ 出力テンプレートをカスタマイズ可能
  • 🌓 ライト/ダーク/システムテーマ対応
  • 🗣 16言語対応
  • 🔒 完全オフライン動作(データは外部に送信されません)
  • 🔓 オープンソース(Apache License 2.0)

🆕 v1.3.0 の新機能

SmartURLs は キーボードショートカットに対応しました。 これにより、これまでよりさらに素早くコピー/オープン操作が行えます。

  • URLをコピー: Ctrl + Shift + U
  • URLをオープン: Ctrl + Shift + V

ショートカットは以下から自由に変更できます: chrome://extensions/shortcuts

📦 インストール方法

Chrome ウェブストアからインストール
👉 SmartURLs – Copy & Open URLs

GitHub から手動インストール
👉 isshiki/SmartURLs on GitHub

💬 おわりに

SmartURLsは「なんでもできる万能ツール」を目指していません。
その代わり、「リンクを扱う手間をなくすこと」だけに集中しています。

URLのコピーや一括オープンを、もっとスマートに、もっとストレスなく。

SmartURLs は、あなたの作業を少しだけ軽くしてくれる小さな相棒になるかもしれません。

SmartURLs: A Smarter Way to Copy and Open URLs

When you work online—researching, writing, coding, or editing—you probably have a browser full of tabs.
Copying and managing those URLs can be a pain.

That’s why I built SmartURLs, a lightweight Chrome extension that makes copying and opening multiple URLs fast, flexible, and private. 🚀

SmartURLs Screenshot

💡 What SmartURLs Does

SmartURLs simplifies two everyday tasks:

1. Copy all open tabs instantly

Export your current or all-window tabs in multiple formats:

  • Markdown
  • HTML
  • JSON
  • TSV
  • Or your own custom text template

You can even filter results—skip pinned tabs, remove duplicates, or include only HTTPS links.

2. Open multiple URLs at once

Paste any text containing URLs (Markdown, HTML, plain text, etc.) and open them all in one click.
Smart Parser automatically detects the format so you don’t have to.

💭 Why I Created It

As a web writer and developer, I often needed to collect, copy, and reopen many URLs quickly.
But I couldn’t find an existing extension that perfectly fit my workflow — either too complex, too limited, or just not quite right for everyday use.

So I decided to build the tool I truly wanted to use myself.

Here’s what I aimed for:

  • ✨ Fast and lightweight
  • 🔒 100% local (no network requests)
  • 🌍 Multilingual (English, Japanese, and more)
  • 🔧Fully open-source

🎨 Designed for Clarity

SmartURLs has a clean, responsive popup UI with Light/Dark/System themes.
Settings are saved automatically via Chrome Storage — no setup required.

SmartURLs Popup (Dark)

SmartURLs Popup (Light)

⚙️ Key Features

  • 🌐 Copy or open multiple URLs in one click
  • ✨ Custom export templates
  • 🌓 Light / Dark / System themes
  • 🗣 16 languages supported
  • 🔒 Works completely offline — your data never leaves the browser
  • 🔓 Open-source (Apache License 2.0)

🆕 New in v1.3.0

SmartURLs now supports keyboard shortcuts for even faster workflows.

  • Copy URLs: Ctrl + Shift + U
  • Open URLs: Ctrl + Shift + V

You can customize or manage these shortcuts anytime from: chrome://extensions/shortcuts

📦 Installation

From the Chrome Web Store:
👉 SmartURLs – Copy & Open URLs

From GitHub (Manual Installation):
👉 isshiki/SmartURLs on GitHub

💬 Final Thoughts

SmartURLs doesn’t try to be an all-in-one manager.
It focuses on what matters: making link handling effortless.

If you ever wished copying or reopening URLs could be just one click away,
SmartURLs might become one of those small tools you can’t work without.

PromptLinker ― ChatGPT・Claude・Perplexityに“一発で飛べる”プロンプトリンク生成ツール

プロンプトを入力してリンクを生成する画面

AIに質問するとき、毎回ブラウザを開いて、テキストをコピペして……という手間を感じたことはありませんか? PromptLinker は、そんな煩わしさを一瞬で解消するシンプルなWebツールです。 入力したプロンプトを自動的にエンコードして、ChatGPT/Claude/Perplexity へ直接飛べるリンクを生成します。

機能概要

  • 入力した文章を RFC 3986 準拠 で自動エンコード
  • ChatGPT/Claude/Perplexity に対応(3サービス同時生成)
  • 改行(%0A)も正確に保持
  • クライアントサイドで完結(サーバ不要・ログも残らない)

使い方

  1. PromptLinker(Web版) にアクセス
  2. テキストエリアにプロンプトを入力
  3. 「生成する」ボタン、または Shift + Enter でリンクを作成
  4. 表示された各サービスのボタンからワンクリックで遷移

シンプルな仕組みですが、一度使うともう戻れない快適さがあります。

仕組みの概要

PromptLinkerは、入力されたテキストをURLクエリとして渡すために、 JavaScriptの標準関数 encodeURIComponent() を使って RFC 3986形式でエンコード しています。

  • 英数字と - . _ ~ はそのまま使用
  • 改行は %0A に変換
  • それ以外の文字はすべて安全にエスケープ

この形式で生成されたURLを、それぞれのAIサービスに埋め込みます。 なお、Geminiについては現時点でURLクエリによるプロンプト渡しができないため、対応を見送っています。

導入方法

ブラウザだけで動作するため、インストールは不要です。 以下のURLにアクセスすればすぐに利用できます。

https://isshiki.github.io/PromptLinker/

ローカルで使いたい場合は、GitHubリポジトリから index.html をダウンロードして、 任意の場所で開くだけで動作します。

開発メモ

  • 構成:HTML/CSS/JavaScript のみ(単一ファイル構成)
  • デプロイ:GitHub Pagesで main ブランチのルートを公開すれば利用可能
  • ソースコード:GitHubリポジトリはこちら

まとめ

AIを使う頻度が増えるほど、「プロンプトを渡すまでの数秒」が意外とストレスになります。 PromptLinkerは、その数秒を短縮する小さなツールですが、毎日の作業効率を確実に変えてくれます。

ChatGPTやClaude、Perplexityを日常的に使う人なら、ブックマークしておいて損はありません。