あと6時間ほどで、米国サンフランシスコで開発者向けイベント「Google I/O」が開催されます。開催は2008年6月28日~29日の2日間で、8:00 am開場、9:30 amスタートみたいです。全世界から3000人が集まるようで、Googleとしては史上最大の開発イベントになるのではないでしょうか。
そのGoogle I/Oで紹介されるであろう内容が、早くも記事として上がってきました。
・TechCrunch:明日Google I/Oに開発者3000人が集結。中身はこれだ
これによると、僕が関心があるGoogle App Engineについても新発表がいくつか行われそうです。
例えば……
Google App Engineの利用時の(ディスク容量や帯域幅などの)リーソース制限の緩和があるみたいです。例えば現在、月間500万以上のPV(ページビュー)があると、利用が停止されるらしいのですが、これが以下のような料金体系になるみたいです(※前掲の記事からの引用)。
初期無料利用分:ストレージ500MB()、約500万PV相当のCPUおよび帯域幅この料金体系は、 Amazon Simple Storage Service (Amazon S3)にならっているものらしく、Google App EngineはAmazon S3とガチンコ対決となるような感じですね。まぁ無料で使える部分があるのはすごくいいですけどね。$0.10~$0.12/CPUコア時間
$0.15~$0.18/GBストレージ/月
$0.11~$0.13/GB下り帯域幅
$0.09~$0.11/GB上り帯域幅
またGoogle App Engineに画像処理APIとメモリキャッシュ機能(memcache)が追加されるそうです。画像処理APIでは、画像の切り抜きやサイズ変更などの機能が提供されます。メモリキャッシュ機能(memcache)は、言葉どおりの機能と思いますが、例えばよく使うデータをキャッシュとして保持したりできるんでしょうかね。
あとGoogle App Engineは、現在、入場規制があって、僕も待ち行列の中にはいっていますが、現時点でおよそ16万人前後も待っているみたいです。そのうち、7万5000人はすでに入場許可されているそうで、うらやましい限りです。この入場規制も大幅に緩やかになるとうれしいのですが、それについてはどうなるかまだ分からないみたいです。(→「Google App Engineの入場規制が解除され一般公開!」)
あっ。ちなみにイベント名の「I/O」というのに深い意味はないとGoogleの方から聞きました。一般的なI/Oの意味である「input/output」にはもちろん掛けてはあるみたいですけど。