(勉強中・・・のメモ)
オブジェクト指向(Object-Oriented、略してOO)の基本的な思想は、「オブジェクト」を中心にソフトウェア開発を行おうというものです。ここでいう「オブジェクト」とは、データとそれを操作する処理(プロパティやメソッドなど)をひとまとめに(=カプセル化、コンポーネント化)したもののことです。
つまり、オブジェクト指向とは、“データとその処理をひとまとめにした”オブジェクトを使ったソフトウェア開発を行おうというものです。
「オブジェクト指向技術」は、このようにデータとその処理がひとまとまりになっているため再利用しやすなどのメリットがあり、、最近のソフトウェア開発では必須の技術になってきています。
「オブジェクト指向技術の基本的な概念」には、次の5点をあげることができます。
(1)カプセル化(情報の隠ぺい)
(2)抽象化(クラスとオブジェクト)
(3)階層的構造化(継承と集約)
(4)メッセージ
(5)ポリモーフィズム
これらの特性を備えたオブジェクト指向技術は、主に次の3つのソフトウェア開発の側面で適用されます。
(1) オブジェクト指向分析(OOA)・設計(OOD)
(2) オブジェクト指向プログラミング(OOP)
(3) 開発プロセス
(1)は、「UML」による分析・設計や「デザイン パターン」の適用。
(2)は、.NET(C#)やJavaなどによる「コンポーネント指向」な開発。
(3)は、「インクリメンタル・イテラティブ」または「アジャイル」な開発プロセスの採用。
などで、オブジェクト指向技術が使われます。
続く・・・。