「ユーティリティ コンピューティング」は何を意味するか分かりますか?
●ユーティリティ コンピューティング:Utility Computing
→ユーティリティとはもともと電気、水道などの資源を意味するが、ここでは「コンピュータ資源」を意味している。つまりユーティリティ コンピューティングとは、コンピューティング資源を、電気や水道の供給と同じようにオンデマンドで(必要なときに必要なだけ)利用できるようにする仕組みのこと。オンデマンドで資源を使うので、使っていないコンピュータ資源を有効に活用でき、コンピュータ資源の節約になる。ひいてはTCOの削減につながる。
似た言葉に「グリッド コンピューティング」というのがある。これはグリッド技術を利用したユーティリティ コンピューティングということができる。グリッド技術とは、ネットワークで接続された複数のコンピュータを仮想的な1つのコンピュータとして使う技術のこと。これにより、必要なとき必要なだけコンピュータ資源を利用できるようになり、TCOの削減につながる。
参考: