いっしきまさひこBLOG

AI・機械学習関連、Web制作関連、プログラミング関連、旅行記録などなど。一色政彦。

ASP.NET 1.1が実行されてないエラーの対処

Visual Studio .NETでASP.NET WebアプリケーションやASP.NET Webサービスのプロジェクトを作成するとき、「指定されたWebサーバーでASP.NET Version 1.1が実行されていません。ASP.NET Webアプリケーションまたはサービスを実行することはできなくなります。」というエラーが発生する時の対処方法。

aspnet11err.gif

(1).NET Framework 1.1がインストールされているかチェック。インストールされていなければ、Windows Updateもしくは次のサイトから再配布可能パッケージを入手してインストールします。

Microsoft .NET Framework Version 1.1 再頒布可能パッケージ

(2).NET Framework 1.1がインストールされているにもかかわらず、このエラーが発生する場合は、ASP.NET 1.1を再登録する必要があります。再登録の方法は次の手順で行います。

1.「ファイル名を指定して実行」を起動します(Windowsキー+「R」キー)。

2.表示されるダイアログに「%SYSTEMROOT%\Microsoft.NET\Framework」を入力して実行。

3.表示されるエクスプローラの中からVersion 1.1用のフォルダ「v1.1.????」(例:v1.1.4322)を開きます。

4.「aspnet_regiis.exe」があるのを確認してください。

5.再度「ファイル名を指定して実行」を起動して、「cmd」と入力して実行します。

6.コマンド プロンプトが起動するので、そのウィンドウ内に先ほどの「aspnet_regiis.exe」をドラッグ&ドロップしてください。

7.すると、「aspnet_regiis.exe」のフル パスが自動的に入力されます。

8.フル パス後に1つ半角スペースを空けて「/i」(インストールの意味)と入力して実行します。

9.以上で、ASP.NETへの.NET Framework 1.1のインストールが完了します。

ちなみに、「aspnet_regiis.exe」のオプションで「/u」を入力すると、アンインストールできます。