いっしきまさひこBLOG

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分かりにくいXOOPSの名称

XOOPS CubeWebサイトを構築できるCMSツールの「XOOPS」には現在、次のつの名称があります。

 ・XOOPS

 ・XOOPS Cube

前者のXOOPSは旧来のもので、XOOPS Cubeが新しいものです。2005年から、日本独自に「XOOPS Cube プロジェクト」が始動し、XOOPSからXOOPS Cubeへの刷新が行われていっているのです。現在のところ、XOOPS Cube プロジェクトでは、このどちらも提供しています。

上記の名前は通称です(例えば「Microsoft Office Word 2007」のことを、通常は単に「Word」と呼ぶのと同じように)。正確な名称は、次のとおりです。

 ・XOOPS 2.0.x JP(最新は「XOOPS 2.0.16a JP」)

 ・XOOPS Cube Legacy(最新は「XOOPS Cube Legacy 2.1.4」)

現在の開発の中心は、当然ながら、新しいXOOPS Cube Legacyの方ですので、できれば、XOOPS 2.0.x JPからXOOPS Cube Legacyにアップグレードすることが好ましいです。従って、

「最新のXOOPS」といえば、「最新のXOOPS Cube Legacy」を指すと考えて差し支えないと思います。もっといえば、これから新たにXOOPSを使ったWebサイトを構築する人がXOOPSを考えるのであれば、それは「XOOPS Cube Legacy」のことを指すでしょう。

なお、新しいXOOPS Cube Legacy でも、旧来のXOOPS 2.0.x JPのモジュール、いわゆる「レガシー モジュール」を利用できます。なおモジュールとは、後から何らかの機能を追加インストールする部品のことで、例えばブログ機能を提供する「wordpress」モジュールなどがあります。モジュールは、第三者が作成してWeb上に公開したものをダウンロードしてインストールすることもできるし、自分で独自のものを作成することもできます。

このようなレガシー モジュールに対応する下位互換機能をXOOPS Cube Legacyに持たせるために、XOOPS Cube Legacyは、システムの中核となる「コア システム」のほかに、「レガシー システム」を持っています。このため、XOOPS Cube Legacyの名称には「Legacy」という単語が付いているのだと思います。

XOOPS Cube Legacyのコア モジュールは、まったく新しく書き直されたものですが、レガシー モジュールは旧来のXOOPS 2.0.x JPのモジュールを継承しています(そうすることで下位互換性を成り立たせています)。旧来のXOOPS 2.0.x JPではGPLライセンスが採用されていたのですが、XOOPS Cube LegacyではBSDライセンスが採用されています。そのため、XOOPS Cube Legacyのコア モジュールはBSDライセンス、レガシー モジュールはGPLライセンスという2種類のライセンスが混在してしまっています。