いっしきまさひこBLOG

AI・機械学習関連、Web制作関連、プログラミング関連、旅行記録などなど。一色政彦。

GDNJのノータッチデプロイメント掲示板が復活(+「ClickOnce」)

GotDotNet Japanで、コンテスト開催のための特別掲示板「ノータッチ デプロイメント プログラミング コンテスト 特設フォーラム」が復活したようです。

とりあえず良かったです。

これからVS.NET"Whidbey"が出てくると、ノータッチ デプロイメントの進化形「ClickOnce(クリック ワンス)」」が登場してきます。

「ノータッチ デプロイメント」では『起動できない』問題で原因が分からず苦労しましたが、「ClickOnce」ではログが生成されるので問題解決の糸口が見つけやすくなります。扱いやすくなるので、「Webスタート デプロイメント」が普及していくのに期待しています。(ちなみに「ノータッチ デプロイメント」とか、「ClickOnce」とか、「Java Webスタート」とか、とにかく『Webから実行していく仕組み』を「Webスタート デプロイメント」といいます。)

さらに「ClickOnce」では、ノータッチ デプロイメントで面倒だったコード アクセス セキュリティ(CAS)の部分が改善されます。このCASの設定自体をアプリケーションが保有できるようになります。つまり、今のノータッチ デプロイメントではインターネット ゾーンやイントラネット ゾーンのアクセス権では、行いたい処理が実行できなかった(あるいはセキュリティ ポリシーを配布する必要があった)のですが、これが実行できるようになるということです。本当にセキュリティの部分が大丈夫なのかまだ分かりませんが注目の技術です。

また、「ClickOnce」ではノータッチ デプロイメントのようなWebから直接実行するタイプの配布形態だけでなく、クライアント・インストール型の配布などいくつかのオプションが選択できるようになり、展開の手段が豊富になってきます。よって、Webアプリケーションを開発している企業だけでなく、Windowsアプリケーション、Client/Sever型アプリケーションを開発している企業も注目すべき技術になってきます。

これについては記事を書きたいのですが、Whidbey自体がまだ先の技術なのでこのブログで書くかもしれません。とにかくどこかで書きたいので期待していてください!

【関連リンク】

MSDN:"ClickOnce" によるクライアント アプリケーションの配置の紹介